どうして婚活?

「婚活」という言葉が2009年になってから使われる頻度を増していますよね。
婚活とは正式には結婚するための活動のこと。就職活動略して就活と同じ要領の言葉として使われています。
これは、職場の離職率が高くなったことや、「100年に1度」とまで言われる不況の影響が背景にあります。
個人で稼ぐより、世帯で稼いだほうが安心だし、できるなら、夫婦のどちらかが大企業に勤務していれば老後の保障も安心ですよね。
現実には大企業勤務は男性に求められる条件ですが、それでも「経済力のある女性がいい」という男性も婚活市場に乗り出してきています。
また、酒井順子著『負け犬の遠吠え』で使われた「負け犬」という単語が独り歩きしたり、それ以前から「勝ち組」「負け組」の二項対立でそれぞれの生き方が語られることが多くなったのも、この婚活ブームの原因であるように思われます。
婚活をしなければ今の、到底先行きの望めない会社に勤めている人と結婚することになってしまうかもしれません。
あるいはまた、大企業の人間としてがんばってきたけど、仕事ばかりで気がつけば異性に縁が全くないまま死んでいく可能性だってありますよね。
それでいい、と割り切らないままそのときを迎えてしまうのが一番怖い。
だから今、婚活、なんです。


